理論的な問題について、ちょっとだけ、気づいた点をコメントしておきます。 #include(obata/論文コメント/勝村務/世界経済論の焦点としてのアフリカ) ---- #article **中村宗之さんへ [#mb021efd] **中村宗之さんの質問に対する回答 [#mb021efd] >[[obata]] (2005-11-30 (水) 09:36:39)~ ~ そういうことです。~ ~ 次の期には~ 小麦50トン --> 小麦150トン 小麦10トン + 労働10時間 --> パン10トン ~ さらに次は~ 小麦140トン --> 小麦420トン 小麦10トン + 労働10時間 --> パン10トン ~ というように、極端にいえばですが、Moses の教えを守れば、なるわけです。~ 小麦部門が基礎財でここで一般的利潤率はきまり、この率で小麦部門は指数関数的に増大する、ということになります。小麦そのものに対する最終消費の欲求が限界を画するわけではありません。資本にとっての限界は、実物的な制限、つまり小麦の生産性がやがて低落するという、いわば自然環境的な実物的な制約が規定的だ、ということになると、まー、いちおう推論できるのですが...~ // **Re: Re: 生産手段生産部門の自己展開的拡張 [#l80a24f8] >[[中村宗之]] (2005-11-26 (土) 12:04:53)~ ~ それが次期の小麦部門拡張分にあてられるんですね。~ // **Re: 生産手段生産部門の自己展開的拡張による拡大再生産 [#fec8856c] >[[中村宗之]] (2005-11-26 (土) 12:02:01)~ ~ 数値に関する素朴な疑問として、~ ~ 小麦10トンb --> 小麦30トンa~ 小麦10トンc + 労働10時間 --> パン10トン~ ~ このとき小麦30aの中から、次期の生産のために10b, 10cがまわり、~ 残りの小麦10tはどこにいくのでしょうか。~ さらに、次の~ ~ 小麦20トン --> 小麦60トン~ 小麦10トン + 労働10時間 --> パン10トン~ ~ このときも小麦30tが余るように思います。~ //