**価値論との関連 [#v8b4f2f5]
>[[小幡道昭]] (2007-11-30 (金) 17:39:32)~
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マルクスは、第2巻で固定資本概念をもとに、機械等の価値関係の考察を進めている。しかし、第1巻では、それに先だってこの節で、機械を価値論的な観点から考察している。~
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剰余価値率と機械の採用とは関係するか。~
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-公式的には、生産力上昇=商品価値の下落 --> 機械採用説。~
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-ここでは、価値下落だけではなく、賃金以下にならないと採用せず、という説。~
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-if 機械採用 -> 労働排出 -> 賃金下落 then 歯止めのない機械化は発生せず ということになる。~
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-これは相対的常用価値の生産という、蓄積論につながる基本テーゼと合致しない可能性、ありやいなや。~
-これは相対的剰余価値の生産という、蓄積論につながる基本テーゼと合致しない可能性、ありやいなや。~
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-機械の価値移転部分は、原価として計上する訳にはゆきにくい面。しかし、利潤分配の分母としては大きな比重を占める点。この点を、部分的な価値移転、償却の理論はうまく描けていないのではないか、という疑問。~
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-rent interest profit の用語法、概念について~

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