訪問者:氏名不詳
情報のデジタルデータ化
今回のテーマ †
- 文書処理(前回からの続き)
- 多様な情報のデジタル化(数値、文字以外にも)
- 通信技術と情報処理技術の結合
多様な情報のデジタル化 †
問題 11-1
スマフォのキーボードから打ち込んだ文書は文字コードに対応する数値の列としてメモリに保存される。スマフォでとった写真は、スマフォの別の画像専用のメモリに保存される。ただ読んだりみたりするとき、同じディスプレイ上に、それぞれ別々に表示される。
この説明は正しいか?誤りがあれば正せ。
11-1 の回答を +
23/61 ...1点以上 38%
▶解答
▼解答
- 文書も画像も同じデジタルデータとして
- 同じメモリ上にしまうことができ
- おなじ「ファイル」として操作できる。
問題 11-2
スマフォのカメラで写した写真は、フイルムに映した写真と同じで、光を映した連続したアナログのデータである。このアナログデータをデジタルデータに変えるのは、コンピュータサイドの演算処理による二次加工である。
この説明は正しいか?誤りがあれば正せ。
11-2 の回答を +
28/72 ...1点以上 39%
▶解答
▼解答
- 誤り。
- スマフォのカメラがデジタル信号をコンピュータに送っている。
- コンピュータのCPUは、デジタル化されていない値を処理することはできない。
- 入口のところ、インプットのところで、コンピュータはデジタル化を要求する。
- コンピュータはデジタルデータを処理できるが、アナログデータをデジタルデータにすることはできない。
- デジタル化はコンピュータに接続した外部装置デバイスがおこなう。
- 長い間、人間がキーボード入力することこで、事実上、デジタル化の仕事をしてきた。
- 現在の技術的な革新は、人間が日々経験し知覚する情報が、人間の知覚を経由せずに、デジタル化され、コンピュータに入力されるようになった点にある。
デジタル化の多層性 †
- 数値、文字以外にも、音声や画像
- 数値、文字はすでに人間が「意味」与えた情報(コミュニケーションの主たる対象):共通に計算したり読んだりできる
- 音声や画像は、人間の知覚に訴える情報
情報通信技術と情報処理技術の結合 †
- コンピュータが導入される以前の通信は、手紙は手紙、電話は電話、テレビはテレビ、もとの情報のかたちによって、別々の独立したメディアによっていた。
- コンピュータはすべての情報をデジタル化
- 意味や内容から切り離された、別の形式であるデジタル数値をあつかう。
- 意味と形式の「切断」「分離」(「意味」とはなにかはむずかしい問題だが)。
- 言葉それ自身がもつ二重性(意味するものと、意味を表すもの)
- word が意味するものと、w.o.r.d という文字の並びの関係。
- 「ことば」でも「word」でも、これらが「意味するもの」(指しているもの)は同じ
- だた、コンピュータはこんな七面倒くさい話には無頓着、もっぱら"word","ことば" ... という文字列を、数値の配列として処理するのみ。
- デジタル化することで、数値文字だけでなくさまざまな情報が、みなバイナリデータとして、同じ方式で、コンピュータ間で送受信が可能になる。
- 送信のための圧縮変換処理など、通信技術としての発展が進んだが、
- さらに重要なのは....
問題 11-3
手紙にはハガキにない封筒がある。封筒の役目はなにか。コンピュータを媒介にした通信は、この役目は何がどのように果たしているのだろうか?
11-3 の回答を +
55/55 ...1点以上 100%
▶解答
▼解答
▶解説
▼解説
- デジタルデータには特有な暗号技術のメリットがあります。
- 見えるけれども読めない。これは意味と形式の分離によるものです。
- 暗号化は見えなくする技術(封筒のような)ではありません。
- P->Q but not Q -> P という不可逆性を、等号ベースの数の世界 3 × 4 = 2 × 6 にインプリメントする試みです。