訪問者:氏名不詳
通 信 の 歴 史 1
通信の歴史 †
- 超長期の観点から、通信の歴史をふりかえってみよう。
- 人間の社会にとって、通信とはなにか、ふりかえってみることは、現代の情報通信技術の核心を知るカギになる。
対面通信 †
文字による通信 †
問題 2-1
:-) のような顔文字をつかうのはなぜ?
2-1 の回答を +
68/68 ...1点以上 100%
▶解答.....
▼解答.....
- 文字による通信では、直接話すときの情報のわずかな一面しか伝えられないのを、なんとか補おうと努力している、のかな。
- 「直接話すときの情報」 マイナス(−) 「文字の情報 」イコール(=)「顔文字」 :-) :
▶人と人のコミュニケーションでは.....
▼人と人のコミュニケーションでは.....
- 基本になるのは五感 five senses による表現
- 言葉は重要な要素だが、それだけではなく、と表情・身振りとか、
- 言葉では伝わらない要素がある。フィーリング。「場」の雰囲気をつくる...
- しかし、人間の通信の発達は「言葉」に偏ってきた。
- それでも音声(たとえば電話なら)なら、まだ五感に訴える要素が残っているのだが....
文書 Document †
問題 2-2
文字情報が書かれた「文書」には、後の時点に「記録」として保存できるという大きな特徴があるが、それだけではない。
もう一つ、「文書」には対話にはない決定的な特徴がある。それはなにか?
2-2 の回答を +
45/45 ...1点以上 100%
▶文書とは
▼文書とは
- 保存記録
- 匿名化 anonimous, nameless
- 書いた人と書かれたものの分離が可能
- だれが書いたか、わからなくても、書かれた内容は読んでわかる
- フィクション 詐欺 ...
- 文通(手紙)
問題 2-3
2-3 の回答を +
75/75 ...1点以上 100%
▶解答
▼解答
- アドレスとコンテンツの分離
- 封筒に送信先のみを書く。
- 中味は、封筒から取りだしても、かわらない。
- 単純に中味を隠すだけではない点、注意。
- インターネット上での通信では、この分離がもっと容易になる。
▶文通で発生する基本問題
▼文通で発生する基本問題
- だれがだれに送るのか、という問題
- 文書による通信もはじめは手渡しが基本だった。対話に近い。本人確認が不要。
- ところが、文書という性格か、本人による手渡し以外にも、代理人をつかうことが可能に。
- なんらかの相手の特定方法(たとえば、慣習というか、制度というか、技術というか)が必要となる。
- 近代的な郵便制度は、画期的。
- 住所氏名で個人を特定。
- しかし、本人確認には根本的な困難がある。「山田太郎」はほんとうに山田太郎か?「私は私だ」が通用しない社会。
- そもそもaddressとは何か、考えるとむずかしい。これはインターネットの世界を考えてゆくときの一つのカギ。
問題 2-4
2-4 の回答を +
61/61 ...1点以上 100%
▶権利の問題
▼権利の問題
- 「通信の自由」は、A → B.
- 「表現の自由」は、A → B,C,D, .... 不特定多数
- 検閲 censor という問題
マスコミュニケーション †
印刷技術 †
問題 2-5
2-5 の回答を +
70/70 ...1点以上 100%
▶印刷の問題
▼印刷の問題
- 印刷とは
- 複製
- 同じことが書いてある本が次から次に....同じことしか書いてない
- 今ではだれでも当たり前だと思っているが、歴史的には新しい出来事
- 一冊一冊、少しずつ違っていてもよさそうなものだが、
- 毎日、少しずつ内容が「進化」してゆくような本
- 人間の考えはこんなに同じ状態に固定されることはない。
- 人と会話すれば、昨日言ったことと今日話すことは、同じようで同じではない。
- 移ろいゆく人間の社会に
- 同種性(どれがオリジナルでどれがコピーかわからない)
- 不変性(紙が劣化する。紙=メディアから、文字=コンテンツは独立)
を普及させたのは印刷技術。
- 印刷紙幣:複製品を複製させない技術:模造・偽造・forge
- copy = 発行部数の意味。
- 同じ情報を、たくさんの人が同時に読むことを可能にした。
- 新聞文化 → マスメディアのはじまり。
メディア †
問題 2-6
通信の世界で、メディアの対になるのは何でしょうか。
2-6 の回答を +
57/57 ...1点以上 100%
▶メディア
▼メディア
- メディアといえば、《対》はコンテンツでしょう。
- 同じニュースが、新聞でも、ラジオでも、テレビでも、送られてきます。
- メディアは違いますが、コンテンツは同じニュースです。
問題 2-7
宿 題 (2019-10-02 13:00 〆切)
2-7 の回答を +
38/38 ...1点以上 100%
▶解答
▼解答
- みなマスメディアです。つまり、
- 強い一方向性と
- "「一」対「多」"という(発信サイド)と(受信サイド)との間の非対象性
をもっています。
- ただ、メディア(物理的な媒体)にそれぞれの特性があります。
- 記録性(保存の問題)
- 伝達速度
- 情報の種類(文字・音声・画像)
- etc
▶ヒント
▼ヒント
特性の違いを具体的に羅列するまえに、
一般化、抽象化して答えよう。