前回<<冬学期第8講>>次回

  • 今回から「生産」の理論にはいります。①生産構造論 -> ②生産価格論 が主軸です。
  • ①の構成は
    1. 社会的再生産
    2. 純生産物の分割・剰余生産物
  • 労働論とのつながり
    • 人間労働の基本規定は...
      +  ...
  • この講義ではとくにコンピューターと労働の関係(雇用、労働の変質など)考えてみました。
    • 単独の労働者とAI という関係だけでは不充分。
    • なぜなら、人間の労働は
      +  ...
    • から。
  • コンピュータがこの領域において、人間の熟練を解体できるか....
    +  ...
  • この基本規定から一般的に発生するのは、労働主体のコントロール能力すなわち「 A 」と 生産手段の客観的体系性すなわち「B 」です。A とB は?
    +  ...
  • 生産論の出発点は後者のB
    +  ...

社会的再生産

  • テキスト141-151頁
  • 生産の全体系は、再生産と社会的分業の二つの側面をもちます。両者の関係について説明してゆきます。

再生産

社会的生産

  • 「社会的」というのは複数の生産過程の連鎖という意味。
    • モノ→モノだけではなく、(モノ's)→(モノ's)
    • 複数のもっとも一般的なかたちは?
      +  ...
    • 再生産は、モノ→モノだけではなく、モノ←モノでもあるという意味。
  • 生産の理論は、社会的+再生産 が「一」。「一」という意味は....
    +  ...
講義はここまでで時間切れとなりました。
  • 小麦の再生産の例では、純生物と粗生産物の区別は簡単だが、
  • 小麦と鉄を原料に、小麦や鉄が生産さえる関係では、ちょっと面倒になる。

$$ Cone~ 2 + Iron~ 3 \to Cone~ 8 $$ $$ Cone~ 4 + Iron~ 2 \to Iron~ 6 $$

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  • 図解:
    • input を負、output を正 として生産方法をベクトルで表示すると $$ (2,3)\to(8,0) $$ $$ (4,2)\to(0,6) $$
    • 平面ベクトルで図示してみると...アニメーション

Last-modified: 2021-02-09 (火) 09:52:26