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概要

前回の銀行の話はまだ多くの人にとって未消化だったようですので、金貨幣と比べながら、もう一度ポイントをおさらいします。バランスシートの発想法も話したので、少しその応用でわかるトピックにもふれてみます。

不換銀行券、そして預金通貨について理解できれば、これをもとに「仮想通貨」がどこまで貨幣といえるのか、考えてゆくことができます。

仮想通貨

仮想通貨のすがた

  • ビットコインを例に見てみると、その実装のコアをなすのは
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    の3つ。

貨幣論からみた特徴

  • 経済理論の貨幣論に対して無関心な設計になっている
  • 「貨幣とは何か」という問題は money is money という答え
  • 貨幣の「機能」が中心で、それに先行する貨幣の本質論を欠く。
  • 「実装された」既存の貨幣に対して、代替のメリットを主張
  • その結果、経済学における貨幣論からみると次のような特殊性(欠陥)が目につく。
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仮想通貨の貨幣性・非貨幣性

  • 仮想通貨は商品貨幣か?
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  • その基本機能(可能性としての)は
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    にかぎられる。
  • それでも仮想通貨が「流通」するのは
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    のため。

配布物

参考


Last-modified: 2021-02-09 (火) 09:52:26