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コ ン ピュ ー タ と 労 働(3)

コンピュータの原理

  • コンピュータをきちんと理解するにはそれなりの勉強が必要ですが、
    • ここではコンピュータを使うことで、労働のすがたがどのように変わてゆくのか、考えることが目的。
    • この目的に必要なかぎりで、「コンピュータの基本の基本」をおさえておこう。
    • コンピュータに関する最低限の技術的理解なしに、その影響だけをレポートする現象論の虚しさ。
  • ソロバン・電卓・コンピュータ
    • 計算はアタマでするものと考えがちだが、実は人間は、昔から道具をつかって計算をしてきた。道具自身が計算し、人間は結果を読みとるという面がある。
    • その意味では、ソロバン$ \to$ 電卓$ \to$ コンピュータ には連続性がある。
    • しかし、コンピュータの登場は、ソロバン$ \to$ 電卓$ \nrightarrow$ コンピュータ という強い不連続性をもたらした。
  • 今回の講義をきいて、
    1. コンピュータは、ソロバン→電卓とどこが違うか、この断絶面がハッキリいえるようになり、
    2. それが、目的意識的な活動という人間の労働の本質にどう影響するのか、
    わかればOKです。

似たものどうし(電卓とコンピュータ)

問題 8-1
メモリ [M] [RM]ボタンがたくさんついた電卓がないのはなぜか?きっと不便なのでしょう。どこが?
8-1 の回答を 
  +  
12/19 ...1点以上  63%

  分
▶解説
問題 8-2 未公開
8-2 の回答を 
  +  
8/18 ...1点以上  44%

  分
▶解答

コンピュータらしさ

問題 8-3
1から10までの奇数をしたらいくらになりますか。カンタン!答は25です。では、その計算、自分がどのようにしたのか、説明してみてください。ちゃんと説明してもらうため、自分の記憶力がゼロ(なにも覚えられないから暗算はナシ)としてみます。ぜんぶメモ用紙(ただしたとえば、1と書いてある紙に2を足したとき、1を消しゴムで消して、3と書くことができる)に記録しておかなくてはならないものとします。このメモ用紙に書いてない数は使ってはいけません。このメモ用紙4枚 M1,M2,M3,M4 をつかって、計算の手順を書いてみましょう。
  1. M1 に0と書く(ここに合計値が書かれてゆきます)
  2. M2 に1と書く(「1から」というのだから)
  3. M3 に2と書く(「2ずつ」足すのだから)
  4. M4 に10と書く(「10まで」というのだから)
  5. M1 にM2を足した値を書く
  6. M2 に①を足した値を書く
  7. ② がM4 以下なら ③行目にもどり、M4以上なら終わりにする。
  8. M1 に書いてある値を答とする。
①②③はなんでしょうか。順番に答えのみでOKです。
8-3 の回答を 
  +  
5/14 ...1点以上  36%

  分
▶解答
▶解説
問題 8-4
電卓とコンピュータの本質的な違いはなにか?
8-4 の回答を 
  +  
8/20 ...1点以上  40%

  分
▶解答
▶解説
▶補足

なぜ人間の労働が必要なのか(だったのか)

▶目的意識的とは

*1 電圧の変化で調整するのとは違う

Last-modified: 2021-02-09 (火) 09:52:26