#author("2019-01-03T13:53:11+09:00","default:obata","obata") #author("2019-02-19T22:33:55+09:00","default:obata","obata") [[前回>2018年度/冬学期第9講]]<<冬学期第10講>>[[次回>2018年度/冬学期第11講]] **剰余生産物 [#pcc7eac7] -純生産物の一部は、労働者の生活手段となる。 -- 付加価値という用語も知っているとよいかも... -- 内容は純生産物です。純生産物を何かで評価して集計した値です。ふつう、価格で集計して「付加価値」とよんでいますが、 --理論的には、この価格をどう規定するかがむずかしい。''集計問題''です。 //--''質問''&number(,1);. [[「付加価値」の高い産業だ.... などということもあります。どういう意味でしょうか? >tus2:2018年度/第10講/質問1]] --&color(white,navy){ 質 問 }; ''&number(,1); '' . [[「付加価値」の高い産業だ.... などということもあります。どういう意味でしょうか?>question:lec=10&qst=1&situmon=「付加価値」の高い産業だ.... などということもあります。どういう意味でしょうか?]] ---[[回答:>http://tus.gken.jp/QandA/answer.php?lec=10&qst=1]] ---[[回答:>answer:lec=10&qst=1]] --国民純生産GDP は、大まかにいえば一国全体の付加価値の合計額です。 --[[付加価値税>2018年度/冬学期第10講/補論/付加価値税]]の話もオマケでしました。 &new{2018-11-27 10:04:18}; -純生産物 = 労働者の生活手段 B ((ほんとうは&mathjax{\bm b}; と小文字で書く方が統一性がでます。チョット流れで B とかきますが、中味はヨコベクトルです。)) + 剰余生産物 -重要な仮定 > +労働力は「生産物」ではない。 +生活手段の量&mathjax{B};を2倍にすると、労働量&mathjax{L};が2倍になるわけではない。 -- 一国の総人口に関していうと、一年間にどれだけ消費するかと、一年間に何時間はたらくかは、弾力性がある。 -- 教科書では、これを''本源的弾力性''とよんでいる。 +小麦や鉄は、input をk倍すれば output もk 倍になる。 -- 生産過程には、一定の客観的な'生産技術'がある。 -- これを''技術的確定性''という。 +労働力の形成・維持には''生産技術''はない。 +生活手段の量は、社会的な関係によってきまると仮定する。 +労働者が、純生産物のうちどれだけを生活手段として消費するか、純生産物の社会的''分配''である。 --生産技術できまる''補填’’ではない。 --技術的補填 対 社会的分配:これがキーワード +どれだけはたらくか&mathjax{L}; は、どれだけ生活手段を消費するか &mathjax{B};と相対的に独立した関係。 < 本日はここまで..... &new{2018-11-22 23:36:51}; --古典派経済学は、「Bの増減&mathjax{ \leftrightarrows}; 人口Nの増減 &mathjax{ \leftrightarrows}; 総労働量 L の増減 」と考えた。これが古典派経済学の人口法則の基本です。 //--''質問''&number(,1);. [[古典派経済学の人口法則と、今日の少子化の関係について述べよ。 >tus2:2018年度/第10講/質問2]] --&color(white,navy){ 質 問 }; ''&number(,1); '' . [[古典派経済学の人口法則と、今日の少子化の関係について述べよ。>question:lec=10&qst=2&situmon=古典派経済学の人口法則と、今日の少子化の関係について述べよ。]] ---[[回答:>http://tus.gken.jp/QandA/answer.php?lec=10&qst=2]] ---[[回答:>answer:lec=10&qst=2]]