#author("2021-07-14T13:28:31+09:00","default:obata","obata")
#author("2021-07-15T15:50:38+09:00","default:obata","obata")
CENTER:[[前回 ◁ >2021年度/夏学期/第9講]]&color(#447CFF){第 &size(32){10}; 講}; [[▷ 次回>2021年度/夏学期/第11講]]
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#qanda_setstid(2021-06-17 16:10:00,90)
#qanda_setstid(2021-07-15 16:10:00,90)
#qanda_who
#qanda_mathjax
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✔  REC ON&br;
✅ 接続チェック

#qanda_set_qst(10,20,0){{
<p>&#x2714; 接続状態をおしえてください。</p>
<p>&#x2714; 前回学生証番号を登録した人で、今回、「氏名不詳」になっていた人は「再登録」と書いてください。</p>
}}
#qanda(10,20)

//#qanda_set_qst(10,21,0){{
//10回目のライブの講義で講義内容について質問があればどうぞ。
//}}

//#qanda(10,21)
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CENTER:&size(25){&color(yellow,navy){&nbsp;貨幣の機能 3 &nbsp;};};
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**蓄蔵手段 [#p9ae24cf]
#divregion(教科書の定義,admin,lec=10,qnum=20)
-P:「貨幣は購買のための準備という機能をはたす. このような貨幣は通例,鋳貨準備金と呼ばれる.」
-Q:「何かを手に入れる手段であるはずの貨幣が,それ自体で目的になる. 特定の商品の購買から切り離され,自己目的的に貨幣を保有する行為を貨幣蓄蔵とよび,この対象となった貨幣を蓄蔵貨幣という.」
#enddivregion

#divregion(この講義では,admin,lec=10,qnum=20)
-PとQは、貨幣が一定期間保有されるときの、両極の理由。理論的にも両者の中間に、明確な線を引いてわけることはできない。
-商品貨幣が実装されるとき
+物品貨幣(金貨幣)の場合、金貨幣が蓄蔵機能のほとんどを果たす傾向があったが
+信用貨幣の場合、多種多様な資産(株式や公社債、コモディティなど)が発達し、貨幣+資産のトータルで蓄蔵機能を果たす傾向が顕著となる。
#enddivregion

#divregion(転売,admin,lec=10,qnum=20)
-ただ貨幣をじっと握りしめているだけでは、
+今すぐになんでも「買える力」は維持することできても、
+貨幣の価値の大きさ(購買力)を維持することはできない。
-貨幣の価値の大きさは、商品価格が変化するなかで、価格が上昇する商品の価値を基準にとれば、減少して現れる。
+貨幣の価値の大きさを維持するためには、貨幣Gを価格が上がりそうな商品Wに変えることが必要。さらに、それより上がりそうな商品W'があれば、それに乗り換える必要がある。
+こうして市場のなかには G--W--G'--W'--G'--.... と転売を続けるエンドレスな運動が発生する。
#enddivregion

}}

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