#author("2022-07-27T13:07:13+09:00","default:obata","obata")
#author("2022-07-29T09:40:51+09:00","default:obata","obata")
CENTER:[[前回 ◁ >2022年度/夏学期/第12講]]&color(#447CFF){第 &size(32){13}; 講}; [[▷ 次回>2022年度/夏学期/第14講]]
#qanda_setstid(2022-07-21 16:10:00,90)
#qanda_who
#qanda_mathjax
------

CENTER:&size(25){&color(yellow,navy){ 商品売買の変形3:転売   };};
#contents
//#qanda_points_chart
//#qanda_points_hist
#qanda_points_chart
#qanda_points_hist

✔  REC ON&br;
✅ 接続チェック

------

#qanda_set_qst(13,20,0){{
<p>&#x2714; 接続状態をおしえてください。</p>
<p>氏名不詳になってしまった人がいれば教えてください。</p>
<hr>
}}
#qanda(13,21)
----
7月14の講義は[[ここ&#x2196;>2022年度/夏学期/第8講#july14]]から
----
-7月21日の講義はここまで
&aname(july28);
**転売 [#dca5c4fc]

#qanda_set_qst(13,1,0){{
  <ul>
    <li>C: 90円の貨幣を1週間10円の利子で貸し、借りた相手がその商品 W を相場の100円で売った代金を受けとる。</li>
    <li>D: 売り急いでいる売り手から、相場が100円の商品 W を90円で買い、これを相場で売る。</li>
  </ul>
  <p>CとDの違いを述べよ。</p>
}}
#qanda(13,1)
#qanda_solution(13,1){{
  <h4>解答</h4>
  <ol>
    <li>Cは貸借であり、Dは売買である。</li>
    <li>Cの利子の取得は、1週間後と期間が定まっているが、100円 - 90円のDの売買差額が得られるのは、それより早くなるかもしれないし、遅くなるかもしれない。</li>
    <li>Cでは、商品Wの売り手のもとで商品売買(売って買う) W - G - W' だけがおこなわれているが、Dでは転売(買って売る) G - W - G' という新しい売買がこれに追加されている。 </li>
  </ol>
  <h4>解説</h4>
  <ul>
    <li>このCは、問題12-1のCを貨幣の貸し手の立場で書きなおしたもの。</li>
    <li>貨幣を貸すことと、商品を転売することが、パラレルワールドになっているようにみえるが...</li>
    <li>しかし、貨幣貸借と転売は決定的に違うことを理解しよう。</li>
    <li>転売は、販売の不確かさを引き受け、売買差額をつくりだす積極的な活動である。貨幣貸付は、相手がつくりだした相場と信用価格の差を外から吸いとる受動的な活動である。</li>
    <li>貨幣貸付は、資金の一方的な販売 W - G であるが、転売は G - W - G' という売りと買いの新たな結合である。</li>
    <li>転売は、資本の核となる。これは次回に...</li>
  </ul>
}}

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