「背を向けてたつ」って、私にはカッコよくきこえるのですが、この書名は、そんな後ろ向きの人間には、どうにも直視できなかったようで、本棚を整理していたら、ひとり背を向けて、いや一冊後ろ向きに突っ立ておりました。
そういえば、最初、この本屋さんの雑誌に、
こんな記事を載せたのがキッカケでしたっけ…..それで、今回は「1ページで『資本論』を紹介せよ」という注文、こういう無理難題、けっこうスキなのかも….コマッたなー、なんて言いつつ、ニヤニヤしていたんでしょう、毎度のことながら。で、例によってナニやらワケのわからぬキワモノと相成りました。
それでも、スペースの関係でカットしちゃったところがあります。はじめ、「『資本論』は何語で書かれ、どこで出版されたのか?」というイントロだったのです。これって私にとってはちょっと意味深な問いかけで…. 2011年の夏、3ヶ月ほどロンドンに住み、ダブリンやパリにちょっと旅行したりしながら、あれこれ思いを巡らしていたことなんですが、それはまたいずれ…