『資本論』第1巻を読む II 第4回
宇野弘蔵の資本概念 3回かけて『資本論』の「貨幣の資本への転化」を読んでみました。今回は、『資本論』の資本概念に対して、宇野弘蔵がどのような批判を展開したのか、紹介してみます。
宇野弘蔵の資本概念 3回かけて『資本論』の「貨幣の資本への転化」を読んでみました。今回は、『資本論』の資本概念に対して、宇野弘蔵がどのような批判を展開したのか、紹介してみます。
第3節「労働力の購買と販売」 「価値通りに買い価値通りに売り、しかも、この過程を通じて出発点の価値を上まわる価値が発生する」こんなことが可能だろうか?第2節の終わりでマルクスはあらため一般的定式 G—W...
6年前にまとめた『経済原論』ですが、そろそろ思い切って変えなきゃ、と思いつつ、つまらぬ学派的シガラミにとらわれ、グズグズしています。早くしなくっちゃ…. ところで、この本をだしたときに、コマーシャルのために書...
第2節「一般的定式の諸矛盾」 「資本の一般的定式」について、前回議論してみました。資本とは何か、一般的な概念を提示するべき箇所です。『資本論』Das Kapital という書名で刊行した以上、まさに中心中の中心の概念であ...