増殖根拠論から増殖動機(契機)論へ

この後のはなしは端折りますが、大きな流れはだいたいこんな感じでしょう。yoshimura氏、mori氏、いいでしょうか。

G-W-G'変形説の方向性

G-W-G'という運動のどこにどのようなかたちで、産業資本形式への展開をみるか、という点をめぐって異なる考え方がありという議論になりました。

切断説
延長説購買過程の延長説
販売過程の延長説

という感じでしょうか。

挟込説と浸透説

労働力の商品化との関係

ここから次のような議論が派生するのではないでしょうか。これまた系論ですが。

産業資本の多様性と労働力商品化

最後に昨日のゼミのときに、あらたに明確にいってしまった点です。


2004-11-07 (日) 01:36:48

次の一連の命題の関係を整理するとどうなるのでしょうか。

宇野派の通説のように、商人資本を資本家として規定しながら、独立生産者は資本家ではない、ということが、オバタのアタマでは、どうも理解できないようです。

搾取非搾取
資本産業資本商人資本
非資本独立小生産者

*1 ”的形式”と"的"をいれる意味はここにあるというひともいる
*2 たとえば世界資本主義的な主張が宇野派の若手に影響力を 与えつつあり、その優位性を主張する一つの論拠として、次元の相違論などとならんで、市場圏間の価格差が世界資本主義なら説明できるだろう、といった議 論がなされた。降旗氏の世界資本的な方向への迷走に宇野が珍しく直接批判、大内秀明氏など純粋資本主義=一国資本主義的方向に邁進、価格変動論に進むも、世界資本主義派から将来の変動など上がるか下がるかわからないではないか、そんなのでは現在の地理的な価格差とはちがって、”必然的”根拠にならない、と批判される。これに対して、地理的な価格差を同時に認識できるか?できたとしても売り手は瞬間移動できるのか?といった時空をめぐる禅問答(珍問答)まで飛び出す始末.....
*3 だれが?オバタは少なくてもそうでした。おまえだ けだろう、という人もいましたが
*4 "重合"というのはつかったことがあるかもしれませんが、私としてはピッタリした感じです
*5 論理的起源です

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