**賃金分割論 [#b21f5b88]
>[[obata]] (2007-12-07 (金) 19:55:11)~
~
一定の生活手段Bを基礎にして、そこから可変的なTが引きだされる、という絶対的剰余価値の概念と、B/Tで賃金率が可変的にきまるという分割論の関係。~
~
Bが一定<でも>、Tは変化する、という命題と、Tが変化すればB/Tが変化する、という命題は同じではない。~
~
Tが増えてもBは一定である、という命題と、同義ではない。Tが増えて、Bも増えることがある。TとBとは、連動しない、というのが、絶対的剰余価値の生産。マルクスは、基本的にBは一定であること、家族全体の賃金であることを想定している。~

//
**絶対的剰余価値の生産としての「機械と大工業」 [#w33be00b]
>[[obata]] (2007-12-07 (金) 20:04:06)~
~
第3節の基本は、絶対的剰余価値の生産。直接的影響の直接的はこの意味。生産力上昇の効果は、ここでは取りあげていない。~
~
機械導入 --> 婦人・児童労働 --> 労働力供給源の拡大 --> 長時間労働 --> 労働破壊 --> 工場法 --> 労働強化~
~
という一連の流れが、説かれている。~
~
とくの~
とくに~
~
過剰人口 --> 長時間労働 --> 雇用人口の収縮 --> 過剰人口 --> 長時間労働~
~
という悪循環で、内的に労働供給総量は変わらないのに、長時間労働化が進むという原理が~
という悪循環がいえるか。内的に労働供給総量は変わらないのに、長時間労働化が進むという原理が~
説明できるかどうか。~
~
T=Nd ~
~
総労働時間T 雇用人口N 労働日d~
~
において、T 一定  d 増大 → N 減少~
~
総労働時間T 雇用人口N 労働日dにおいて、

 T 一定  かつ d 増大 → N 減少~

という命題が成り立つかどうか。~

//
#article

トップ   差分 バックアップ リロード   一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS