*第1節終了&br; [#a07e2d84]
-価値実体の導出に関して、
-「使用価値の捨象」抽象的人間労働への「還元」について
,価値形態,現象 表現
,価値実体,「第三のもの」
という抽象化と
,質,量
,使用価値,価値
,具体的有用労働,抽象的人間労働
という外在的な質量二分法との区別の必要性。

表層では質量二分論もみられるが、深層では「形態」に対する「実体」把握が展開されている。

-抽象的人間労働と社会的平均的労働の関係について

この節の後半は、「価値量」の規定を「社会的平均的労働量」で説明する過程で、
抽象化された実体としての抽象的人間労働が、直接、現象的な世界に結びつけれてしまっている。
この結果、形態に対する「実体」の抽象性、幻のような価値対象性といった性格が
不明確になっている嫌いがある。とオバタは考えている。
#article

-来週は、山口さんのマルクス批判を批判してみる。

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