第1節終了

  • 価値実体の導出に関して、
  • 「使用価値の捨象」抽象的人間労働への「還元」について
    価値形態現象 表現
    価値実体「第三のもの」
    という抽象化と
    使用価値価値
    具体的有用労働抽象的人間労働
    という外在的な質量二分法との区別の必要性。

表層では質量二分論もみられるが、深層では「形態」に対する「実体」把握が展開されている。

  • 抽象的人間労働と社会的平均的労働の関係について

この節の後半は、「価値量」の規定を「社会的平均的労働量」で説明する過程で、 抽象化された実体としての抽象的人間労働が、直接、現象的な世界に結びつけれてしまっている。 この結果、形態に対する「実体」の抽象性、幻のような価値対象性といった性格が 不明確になっている嫌いがある。とオバタは考えている。

  • 来週は、山口さんのマルクス批判を批判してみる。

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Last-modified: 2021-02-20 (土) 17:32:13