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 商品について(2)

訪問者:氏名不詳

復習

+  どう勉強をしたらよいのかわからない?!
  • 前回の話は「難しかった」という人が多かったので、はじめに補足説明をします。
  • 次の三つの違いと関係がわかればOKです。
    1. モノ
    2. 商品
  • 黒板に図を書いて説明します。教科書の27頁の図にもう一つ円を追加したかたちです。
    +  ミクロ経済学との違い
  • 概要

    • ①商品の特徴を理解することにより、
    • ②貨幣の本質は何かを知る ことが課題です。

    商品とは

    • 商品とは
      +  ...
    3-1 の回答を 
      +  
    26/36 ...1点以上  72%

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    • 商品の使用価値は
      +  ...
    • 商品を所有することは、持ち主にとってどんなメリットがあるのか?ポジティブにいうと、自分にとっては....?
      +  ...
      3-2 の回答を 
        +  
      63/79 ...1点以上  80%

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    • まとめると、商品には二つの相反する属性がある。
      +  商品の二要因
    • +  交換価値という言葉は要注意!!
    3-3 の回答を 
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    3-4 の回答を 
      +  
    78/87 ...1点以上  90%

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    商品からみた貨幣

    商品価値の「表現」

    • ここがいちばん難しいけれど、だいじな点です。
    • 商品の価値は、性質ですので、モノの重さのように、直接「はかる」ことはできません。
    • 私のもっている、この量の商品は、あなたのもっているその量の商品に「等しい」というかたちで「表現」する必要があります。
    • リンネル20ヤール = 上衣1着のように....
    • リンネル20ヤールの「価値」は目に見えません。その大きさは、上衣の1着という目に見えるモノの量である、というのが「表現」です。
    • 「表現」というのは、直接目に見えない(五感で感じることのできない)性質を目に見えるすがたで示すことです。
    • 「等しい」equal というのは「同じ」same ということではありません。
      3-5 の回答を 
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    • 教科書32頁問題13 の解答も是非よんでみてください。
    • 価値の表現形態の発展を段階を追って理論的に説明する理論が価値形態論です。講義では扱いませんが、教科書1.3.2 を読んでみてください。

    貨幣とは

    • 商品の価値は、他のさまざまな商品の物量で表現される。
    • すべての商品が、共通の商品でその価値を表現するようになったとき、この共通の商品を貨幣とよぶ。
    • 貨幣の本質は、すべての商品がもつ価値に、共通の統一された表現を与えること。
      • 貨幣である要件として①単一かつ②持続(今日も明日も....)の二点を追加する。
    • 商品が存在すれば、かならずその価値が表現され、この発展した究極の姿が貨幣による表現である。
    • 商品だけ存在して貨幣が存在しないということは論理的にありえない。

    価値と価格

    • この二つの言葉はだれでも知っている。
    • 英語でも value and price と区別。
    • 日本語でも昔から「ねうち」と「ねだん」は別。「これがこの値段ならお値打ちだ」とかいう。
    • では、価値と価格の関係は?
      +  ...
    +  単位の問題
    • 缶ジュース1本 = 100円というのは
      +  ...
      表現した形態である。
    • 今日の内容は、たぶんいちばん難しいところでした。最後の確認です。
      3-6 の回答を 
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      90/90 ...1点以上  100%

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    添付ファイル: filetest2ans.pdf 742件 [詳細] filetest1ans.pdf 915件 [詳細]

    Last-modified: 2021-02-20 (土) 19:13:40