駒澤大学 現代経済事情

2020年度 小幡道昭

訪問者：氏名不詳

講義の概要 †

• 今回から「資本」について説明します。
• 前回までのところで、いちおう自転車の前輪を組み立ておわった感じです。
• 今回から、ギアのついた後輪を組み立ててみます。
• 今回のポイントは、転売です。

商品売買の変形 †

商品売買 †

• 商品売買とは...
  問題 9-1 まだ出題されていません。
  9-1 の回答を 

    +  

   14/63 ...1点以上  22%

  
  

    0 1 2 3 4 5  分
  問題 9-2 まだ出題されていません。
  9-2 の回答を 

    +  

   14/64 ...1点以上  22%

  
  

    0 1 2 3 4 5  分

転売 †

• 転売が発生する理由は大きいって、消極的な理由と、積極的な原因の二つがあります。
• 消極的な原因は...
  • 貨幣を持ち続けるのはけっこう危ない....
    ▶というのは....
    ▼というのは....
    貨幣の価値の大きさというのが、実はよくわからない
    からです。
    問題 9-3 まだ出題されていません。
    9-3 の回答を 

      +  

     75/80 ...1点以上  94%

    
    

      0 1 2 3 4 5  分
    問題 9-4 まだ出題されていません。
    9-4 の回答を 

      +  

     9/82 ...1点以上  11%

    
    

      0 1 2 3 4 5  分

• 積極的な原因は...
  • 教科書64ページから：詳しい説明がありますが....
    ▶ポイントは....
    ▼ポイントは....
    いつ売れるか、わからない
    という点です。
    問題 9-5 まだ出題されていません。
    9-5 の回答を 

      +  

     4/10 ...1点以上  40%

    
    

      0 1 2 3 4 5  分

▶解答

▼解答

• 1日目に売れない確率は 0.9
• 1日目に売れなくて2日目にも売れない確率は \( 0.9\times 0.9 \)
• 1日目に売れなくて2日目にも3日目にも売れない確率は \( 0.9\times 0.9\times 0.9 \)
• だから3日目までに売れる確率は \( 1-0.9^3 \)
• この問題の意味は、いつかは売れる（隔離は１に近づく）けれど、それには無限の時間を要することです。
• つまり、なかなか売れないものが必ずでてくるということです。
• 平均が5.5日なのだから、10日もまてば必ず売れる、というのは甘いのです。
• 教科書；問題４４の解説を読んでください。

問題 9-6 まだ出題されていません。

9-6 の回答を 

  +  

 17/17 ...1点以上  100%

  0 1 2 3 4 5  分

▶解答

▼解答

• 商品売買に不確定な期間がかかるため、値引き販売をするものがでてくる。
• 貨幣に余裕があれば、こうした相手を見つけて安買って高く売ることができる。
• 市場ではつねに転売でもうける活動が生まれる。
• W ---G ---W' .}に対して、別に G---W---G' ---W'---G'' &color(red){....を繰り返す活動が発生する。
• この転売をコアとした「価値増殖する運動体」が資本である。
• 来週、この資本の定義をわかるように説明します。