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概要

価格ベクトル

前回の講義に関してよい質問メールがありました。

  • 質問:価格ベクトルPの向きは何を表しますか?
  • 回答:p(p1,p2,…pn) = p1(1,p2/p1,…pn/p1) と考えれば、 価格比ということになります。

みなさんはこの短い回答で理解できましたか? 

  • ???の人へのヒント:2商品しか存在しない状態で、価格ベクトル(p1,p2)を図に書いて、価格ベクトルの向きが変わるとはどういうことか、考えてみてください。

前回、Mv = PX という数量方程式について説明し、さらに 価格ベクトルPに対して、「prices (物価)が上昇下落した」ということは、どのように定式化したらよいか? 宿題にしました。はじめに、この説明をします。教科書の「問題37」が解ければOKです。

前回の講義のポイントは、問題34,35が解ければクリアできていることになります、ついでに解いてみてください。

今年度の講義では、価格ベクトル(教科書159頁、および問題103 で説明されている内容です)に関して、この回で、詳しい説明をしてみたいと思います。そのため、「市場構造の変形」は次回に回します。 2018-06-22 09:07:13

貨幣の価値

商品はその価値を共通の貨幣価格を用いて表現できる。これに対して、貨幣はその価値は、そもそもこの形態で表現することはできない。それは

+  ...

のなかに、結果的に現象する(立ち現れる)。ところが、ここには

+  ...

という問題がある。そのため、貨幣の価値は必然的に

+  ...

がつきまとう。

配布物

参考

  • 物価指数(xのところを押さえて移動させてください)

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Last-modified: 2021-02-09 (火) 09:52:26