CENTER:[[前回>2018年度/第10講]]<<第11講>>[[次回>2018年度/第12講]] *概要 [#y2939c4f] **価格ベクトル [#ae3b2b0a] 前回の講義に関してよい質問メールがありました。 -質問:価格ベクトルPの向きは何を表しますか? -回答:p(p1,p2,…pn) = p1(1,p2/p1,…pn/p1) と考えれば、 価格比ということになります。 みなさんはこの短い回答で理解できましたか? -???の人へのヒント:2商品しか存在しない状態で、価格ベクトル(p1,p2)を図に書いて、価格ベクトルの向きが変わるとはどういうことか、考えてみてください。 前回、Mv = PX という数量方程式について説明し、さらに 価格ベクトルPに対して、「prices (物価)が上昇下落した」ということは、どのように定式化したらよいか? 宿題にしました。はじめに、この説明をします。教科書の「問題37」が解ければOKです。 前回の講義のポイントは、問題34,35が解ければクリアできていることになります、ついでに解いてみてください。 &color(blue){今年度の講義では、価格ベクトル(教科書159頁、および問題103 で説明されている内容です)に関して、この回で、詳しい説明をしてみたいと思います。そのため、「市場構造の変形」は次回に回します。}; &new{2018-06-22 09:07:13}; **貨幣の価値 [#va160e33] 商品はその価値を共通の貨幣価格を用いて表現できる。これに対して、貨幣はその価値は、そもそもこの形態で表現することはできない。それは #region prices #endregion のなかに、結果的に現象する(立ち現れる)。ところが、ここには #region 指数のパラドックス #endregion という問題がある。そのため、貨幣の価値は必然的に #region 不可測性 #endregion がつきまとう。 *配布物 [#s3e471af] -[[ハンドアウト>http://gken.sakura.ne.jp/tus/pub/2018/handout11.pdf]] &new{2018-06-27}; -[[ハンドアウト>http://gken.sakura.ne.jp/tus/pub/2018/handout11.pdf]] &new{2018-06-27 10:41:00}; *参考 [#eecbc8b1] -[[物価指数>https://www.geogebra.org/m/xzqgrtjr]](xのところを押さえて移動させてください)