#author("2019-10-17T10:31:24+09:00","default:obata","obata")
#author("2019-11-07T09:56:17+09:00","default:obata","obata")
CENTER:[[前回>2019年度/冬学期/第4講]]<<冬学期/第5講>>[[次回>2019年度/冬学期/第6講]]
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#qanda_clearckl
#qanda_setstid(2019-10-10 16:00:00, 90)
#qanda_who
//RIGHT:[[再登録>2019年度/冬学期/再登録]]

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CENTER:&size(25){&color(orange,navy){ 協 業 と 分 業 };};

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&color(navy,orange){ 宿 題 }; &new{2019-10-03 (木) 18:32:47};
#qanda_set_qst(4,5,0){{
<p>分業をすると生産力が高まるといわれる。なぜか?</p>
<p>たとえば人で1日10本のピンしかつくれない労働者が、
10人集まって、針金をきる、先をとがれせる、ヘッドをつける、並び揃える、など、作業を手ワケしておこなうと、1日 10✕10=100本ではなく、1000本のピンが生産できる。</p>
}}
#qanda(4,5)

#divregion(解答,admin,lec=4,qnum=5)
-誤り。
-資本主義のもとでは、資本が備え付けた労働手段をつかうことで、労働の標準化が進みます。
-熟練による標準労働=同質化です。熟練がなくなって単純労働=同質化ではありません。
#enddivregion

***協業+分業 [#tf7321e0]
-協業も分業も、労働者が結合する一般的な原理をさす概念です。
-現実の労働の場では、この二つの原理にもとづく結合が同時に進みます。

#qanda_set_qst(4,6,0){{
<p>横軸に分業あり(+方向)・なし(ー方向)</p>
<p>縦軸に協業あり(+方向)・なし(ー方向)</p>
<p>を設定すると、四つの領域が現れます。</p>
<p>それぞれ、どのような労働のスタイルになるか、簡単なタイトルをつけてみてください。</p>
}}
#qanda(4,6)

#divregion(解答,admin,lec=4,qnum=6)
-右回りに..
+「協業にもとづく分業」:会社や工場ではたらく現代の賃金労働者の労働のすがた
+「独立小生産者型」とかもっと一般的な名前をつけることも必要かもしれませんが、「職人組合」ギルド型。インターネットが普及するなかで、新たなかたちで拡大する(あくまで)可能性。
+ロビンソン・クルーソー型。空想的な労働のすがたで、労働の結合がまったくない労働という考えにくい。あえて考えるとすれば、単身生活者が自分一人のためにする家事労働。しかし、生活物資はすべて買ってきたものであり、やはり他人の労働と強く結びついている。
+「単純協業」:大きな岩をみんなで力を合わせて押す。「単純労働」というとき、多くの人がイメージするのは、指揮監督のもとに、同じ力作業をおこなう労働のようです。
#enddivregion

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