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剰余生産物
- 純生産物の一部は、労働者の生活手段となる。
- 純生産物 = 労働者の生活手段 B *1 + 剰余生産物
- 重要な仮定
- 労働力は「生産物」ではない。
- 生活手段の量\( B \)を2倍にすると、労働量\( L \)が2倍になるわけではない。
- 一国の総人口に関していうと、一年間にどれだけ消費するかと、一年間に何時間はたらくかは、弾力性がある。
- 教科書では、これを本源的弾力性とよんでいる。
- 小麦や鉄は、input をk倍すれば output もk 倍になる。
- 生産過程には、一定の客観的な'生産技術'がある。
- これを技術的確定性という。
- 労働力の形成・維持には生産技術はない。
- 生活手段の量は、社会的な関係によってきまると仮定する。
- 労働者が、純生産物のうちどれだけを生活手段として消費するか、純生産物の社会的分配である。
- 生産技術できまる''補填’’ではない。
- 技術的補填 対 社会的分配:これがキーワード
- どれだけはたらくか\( L \) は、どれだけ生活手段を消費するか \( B \)と相対的に独立した関係。
本日はここまで.....
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ほんとうは\( \bm b \) と小文字で書く方が統一性がでます。チョット流れで B とかきますが、中味はヨコベクトルです。
Last-modified: 2021-02-09 (火) 09:52:26