5月30日に「世界資本主義フォーラム」 というところで、話をするように依頼を受けました。
当日のペーパーです。基本的な報告内容はこれにまとめてあります。
頼まれれば、時間の許すかぎり、どこへでもうかがうつもりです。「資本主義の世界史的発展段階をどうとらえるか」というのは私がつけた論題ではなく、仮題としていただいたものです。私にはちょっと大きすぎるテーマなので、ききたいトピックを教えてください、とお伝えしたところ、次の4つの宿題をいただきました。
- 経済学の課題は、資本主義について何をあきらかにすることか。
- 資本主義の世界史的過程(段階論)について、宇野原理論・段階論を踏まえて、どのように考えたらよいか。多重起源説、プレート論。
- 岩田弘の世界資本主義論についての評価。
- 原理論の改革:変容説、開口部説。
当日は、だいたい、1 → 2=3 → 4 → 2 のラインでお話しする予定です。
- マルクス経済学の課題
* 『マルクス経済学方法論批判』の「はじめに」をご覧ください。jpi
1. 宇野原理論・段階論と岩田弘の世界資本主義論についての評価
* さしあたり「世界資本主義論批判」の後半をご覧ください。