『資本論』第1巻を読む II 第9回

第8章 労働日 –その1

今回は「労働日」の前半、第1節から第4節までを読んでみます。第5節以下では「工場法」の成立過程が対象になりますが、この前半は工場法の圏外におかれた職種の労働に関するレポートです。細部に踏みこむとおもしろい(踏みこまないと無味乾燥)と思いますが、そこは各自で楽しんでもらうこととして、ここでは『資本論』第1巻全体のなかで、このような記述は、どのように位置づけ評価したらよいのか、そもそもこの本はどういう性格の本なのか、できたら、そのあたりをみなさんと探ってみたいと思います。続きを読む →

シンポジウム「マルクス経済学を組み立てる」

  • 日時:2016年3月19日(土)14:30 より
  • 場所:東京大学経済学研究科棟(地階第1教室
  • プログラム
    • 14:30〜 基調報告 小幡道昭「マルクス経済学を組み立てる
    • 16:00〜 シンポジウム
      • パネリスト:
      • 大黒弘慈(京都大学)
      • 吉村信之(信州大学)
      • 佐藤 隆(大分大学)
      • 沖 公祐(香川大学)

ご自由にご参加ください。

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