『資本論』第1巻を読む II 第6回
第5章 第2節「価値増殖過程」 この章は、書かれている内容はむずかしくありません。はじめに簡単に概要を述べて、そのあと、ポイントとなる論点を二つあげて、いっしょに考えてみたいと思います。
変革のアソシエ講座「『資本論』を読む」の講義内容
第5章 第2節「価値増殖過程」 この章は、書かれている内容はむずかしくありません。はじめに簡単に概要を述べて、そのあと、ポイントとなる論点を二つあげて、いっしょに考えてみたいと思います。
第5章 第1節「労働過程」 第4章「貨幣の資本への転化」は、この一つの章だけで、同名の第2篇を構成しておいます。ちょっとちぐはぐな感じなのですが、続く第5章から第9章まで、今度はかなり長い第3篇「絶対的剰余価値の生産」を...
宇野弘蔵の資本概念 3回かけて『資本論』の「貨幣の資本への転化」を読んでみました。今回は、『資本論』の資本概念に対して、宇野弘蔵がどのような批判を展開したのか、紹介してみます。
第3節「労働力の購買と販売」 「価値通りに買い価値通りに売り、しかも、この過程を通じて出発点の価値を上まわる価値が発生する」こんなことが可能だろうか?第2節の終わりでマルクスはあらため一般的定式 G—W...
第2節「一般的定式の諸矛盾」 「資本の一般的定式」について、前回議論してみました。資本とは何か、一般的な概念を提示するべき箇所です。『資本論』Das Kapital という書名で刊行した以上、まさに中心中の中心の概念であ...