_genron_00043_ 11.12ゼミ:セリにおける未決定領域について

送信者 : obata@e.u-tokyo.ac.jp
送信日時 : 2004/11/13 15:27:46

本文

昨日、服部さんの報告に関して、ちょっと議論した点です。

競り上げるイギリス式と、競り下げるダッチ方式では、Doneする価格にズレがあるというは
オバタ流単細胞で理解できるように単純化してしまえば次のよ 
うなことでしょう。

ある絵画が競りにかけられている。参加者はA,B、二人に単純してしまおう。
A氏は80万円以下でなら買おうと思っている。
B氏は50万円以下でなら買おうと思っている。

ダッチ方式だと、80万円まで下げていった時点でA氏が手を挙げてdoneする。
イギリス方式だと、51万円まで上げていった時点で、B氏が降りてA氏にdoneする。

ゆえにセリをおこなっても、80万円と50万円の間に未決定領域がある。

こういうことなのでしょうか。この理論的な意味については、今度の演習のときの
雑談の話題にしましょう。

過渡的差額地代か?なんて.....思うのです。

おばた

トップ   差分 バックアップ リロード   一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2021-02-20 (土) 17:32:13