_genron_00043_ 11.12ゼミ:セリにおける未決定領域について †送信者 : obata@e.u-tokyo.ac.jp 本文 †昨日、服部さんの報告に関して、ちょっと議論した点です。 競り上げるイギリス式と、競り下げるダッチ方式では、Doneする価格にズレがあるというは オバタ流単細胞で理解できるように単純化してしまえば次のよ うなことでしょう。 ある絵画が競りにかけられている。参加者はA,B、二人に単純してしまおう。 A氏は80万円以下でなら買おうと思っている。 B氏は50万円以下でなら買おうと思っている。 ダッチ方式だと、80万円まで下げていった時点でA氏が手を挙げてdoneする。 イギリス方式だと、51万円まで上げていった時点で、B氏が降りてA氏にdoneする。 ゆえにセリをおこなっても、80万円と50万円の間に未決定領域がある。 こういうことなのでしょうか。この理論的な意味については、今度の演習のときの 雑談の話題にしましょう。 過渡的差額地代か?なんて.....思うのです。 おばた |