基本問題

  1. 解釈:『資本論』は、けっきょく、資本主義の生成を、どのように説明したことになるのか?(第1巻レベルで)
  2. 批判:いまの時点にたってみると、それにはどのような限界があるのか。
  3. 展望:資本主義はどのような方向で乗りこえられるのか(乗りこえられようとしているのか)。

「貨幣の資本への転化」と資本主義の生成

  1. 「貨幣の資本への転化」は、資本主義の生成の問題とどのように関連するのか。
    1. 「多重起源説」との関連
    2. 「多重起源説」の拡張:拡張された多重起源説 - 複合的な流通圏 - eg. マレー半島
  2. 「貨幣の資本への転化」と「いわゆる本源的蓄積」という二つの章はどのような関係あるのか。

資本主義の発生をめぐる二つの捉え方

  1. 労働力商品化・本源的蓄積重視の、先行社会との断絶性論
  2. 商品流通の滲透視角
    1. 商人資本と産業資本の関係
    2. 形式的包摂・実質的包摂
    3. 「分業とマニュファクチュア」「機械と大工業」と「いわゆる本源的蓄積」との関係

資本主義からの離脱

  1. 20世紀の社会主義:社会主義革命について
  2. 「先進資本主義」ならぬ「先進社会主義」:「熟成」について(『方法論批判』55頁以下参照)
    1. 柔軟性
    2. 分解作用
    3. 浸透力

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