訪問者:氏名不詳
通 信 の 歴 史 3
コンピュータ通信 †
- ここではコンピュータとコンピュータの接続を「コンピュータ通信」とよぶことにします。
- 「メインフレームの時代」と過去の遺物扱いしてよいかどうかわかりませんが、
- いま「コンピュータと労働」について考察するときの対象ではありません。
- これもコンピュータの接続ではあったかもしれませんが、ネットワークではありません。
問題 3-5
「パソコン通信」なんていわれても、何のことか、若いみなさんには???でしょう
でもちょっとWebサイトを検索してみれば、だいたいの様子はすぐわかります。
そこで質問。「パソコン通信」と、いまみなさんの使っているインターネットとの根本的違いはなんでしょう?
3-5 の回答を +
22/57 ...1点以上 39%
▶解答
▼解答
- ホストコンピュータのボードにむかって、みんなが書き込み、読み込むスタイル。
▶少し、補足しておきます
▼少し、補足しておきます
これは、新聞や雑誌と似ています。
ただ、新聞や雑誌は、読者の「投稿欄」もありますが、基本は送り手=出版・編集サイドから情報が流れる(流れてくる)。
パソコン通信は、全部投稿欄の新聞・雑誌のようなもの。
つねに中心が存在する。
これは、テレビ型のマスコミュニケーションがもっている、強力な求心作用と、構造は同じ。
ただ、テレビの全国ネットのようなグロテスクな求心力はない。逆に、いろいろな中心に分散する傾向(オタク化)。
メインのマスコミは安泰。これを取りまく、匿名化された「読者」「視聴者」。
さらに、匿名の「読者」「視聴者」のまま、なんでも発言する自由があるという錯覚を助長。
インターネットになっても、依然として、パソコン通信時代のカルチャーが続いている。
多数の注目を引きメジャーになろうとするテレビ型マスコミのカルチャーから脱却できない。インターネットの腐敗。
以下は私の意見ですが
しかし、インターネットは.......を基本的に可能にする通信技術です。
匿名の群衆への埋没ではなく、自立した個人の自立を。
インターネット †
▶インターネットの特徴
▼インターネットの特徴
- 電話は、中継所の切替スイッチを通じて、入口と出口が一本の電線でつながっています。
- インターネットは一本の線のなかに、無数の信号が流れています。
- 送信・受信を結ぶ無数の独立した回線があるわけではありません。
- その点では、有線通信ではなく、無線通信に似ている。
- 無線は傍受の可能性がある。法律でバンドを厳しく制限。公権力が管理。
- インターネットは、この規制なしに傍受=通信の秘密の侵害を回避する技術。
少しだけ、基本の基本を...
- MAC アドレス と IP アドレス
▶実験:いま、こちらから、なにがみえているのか
▼実験:いま、こちらから、なにがみえているのか
- UNIQUE_ID : ZixsuNMcaTEeColwKqMGNAAAAAg
- HTTPS : on
- SSL_TLS_SNI : gken.jp
- HTTP_ACCEPT : */*
- HTTP_USER_AGENT : Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)
- HTTP_HOST : gken.jp
- PATH : /usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin
- SERVER_SIGNATURE :
- SERVER_ADDR : 133.125.44.221
- REMOTE_ADDR : 3.138.200.66
- DOCUMENT_ROOT : /var/www/html
- REQUEST_SCHEME : https
- CONTEXT_PREFIX :
- CONTEXT_DOCUMENT_ROOT : /var/www/html
- SCRIPT_FILENAME : /var/www/html/kuj/index.php
- REMOTE_PORT : 49438
- GATEWAY_INTERFACE : CGI/1.1
- SERVER_PROTOCOL : HTTP/1.1
- REQUEST_METHOD : GET
- REQUEST_URI : /kuj/?2019%E5%B9%B4%E5%BA%A6/%E5%86%AC%E5%AD%A6%E6%9C%9F/%E7%AC%AC4%E8%AC%9B
- PHP_SELF : /kuj/index.php
- REQUEST_TIME_FLOAT : 1714187448.8963
- REQUEST_TIME : 1714187448
- LAN と WAN
▶方法論:技術の問題は、まだまだあるけれど
▼方法論:技術の問題は、まだまだあるけれど
- ここは「情報通信技術の発展と現代経済」が主題です。
- この主題から逆算して、必要な範囲で通信技術にふみこんでゆきましょう。
- 技術の内容を知らずに、外らから統計を並べて、こんなような現象がおこっています、というようなアプローチではダメですが、
- 情報技術の細部がまずわからないと、「情報通信技術の発展と現代経済」が語れない、というわけではありません。
- 必要なのは
- 「現代経済への影響を知る」という目的を設定して
- そのための手段として「情報通信技術の細部」にふみこむ
ことです。
問題 3-7
インターネットとマスコミュニケーションの関係は?
3-7 の回答を +
63/64 ...1点以上 98%
▶解答
▼解答
- マスコミュニケーションは、中央から周辺の不特定多数に、一方向に情報が流れるしくみになっている。
- インターネットは、(不特定)多数に情報を流すことができるが、双方向であり、中央ー周囲という関係は基本的にない。
▶コメント
▼コメント
- インターネットには、時代遅れのマスコミ型カルチャーをうちやぶる可能性。
- これは私個人の考えで、学問的な客観性を保証できませんが....
- しかし、実態においては、中央をつくってしまう潜在的な心のはたらき=心性が強められている。
- インターネットのなかで、スターになりたがる人々は後をたたず。
- 虚偽と権威のからみ合いの様相。
- 一人ひとりが、批判的に考える力をもつ必要がある。その意味で、教育は重要です。