前回 ◁ 第 13 講
訪問者:氏名不詳 ✔ REC ON 問題 13-20 ✔ 接続状態をおしえてください。 ✔ 前回学生証番号を登録した人で、今回、「氏名不詳」になっていた人は「再登録」と書いてください。 13-20 の回答を + 0/31 ...1点以上 0% まとめ:コンピュータと労働
今回の課題 †
協業と分業 †
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問題 13-1 インターネットは、協業と、どのように結びつくか。 解答と解説 13-1
解答 目的の共有が、①距離をこえて(「人が集まる」かたちをとらずに)②無数の個人が弾力的に(「会社のような集団」のかたちをとらずに)実現できる。 after 協業一般に関する回答が多かったが、インターネットが登場するまえの「協業」と、インターネットを利用するようになったあとの「協業」(の可能性)の区別が示唆されている回答に多く加点した。 13-1 の回答を + 27/44 ...1点以上 61% 2 mini
問題 13-2 インターネットは、分業と、どのように結びつくか。 解答と解説 13-2
解答 他の労働の成果(労働手段と労働対象)をつかった自己の成果を、別の労働の手段や対象として利用させるという、成果を通じた労働の連鎖が「分業」だととすると、インターネットは
などなど... ともかく、ロジカルに回答しよう。 13-2 の回答を + 34/44 ...1点以上 77% 労働をむすぶインターネット:労働+コンピュータ+労働 †
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問題 13-3 「コンピュータは、ことばの世界に少しずつ侵入しはじめている。でもアプローチがまったく違う。」というが、どこがどう違うのか? 解答と解説 13-3
解答 ことばの「意味」から接近するのではなく、「文字列」という「形式」から接近する。 文字をデータとして処理することで、その「速さ」を活かして検索し頻度を計算することで、意味を通じた人間のことばの使い方の「パラレルワールド」を形づくりつつある。 13-3 の回答を + 33/46 ...1点以上 72% ことばと心 †
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問題 13-4 「ことば」にならない「心」があり、それがときどきに「ことば」で表現される。「ことば」にならない「心」をデータとして処理することもできるはずだ。 真か偽か? 解答と解説 13-4
解答 偽:「ことば」にならない「心」がまずあり、それが「ことば」になる、という二段構えの理解に、基本的な誤りがある。 偽と答えるなら、この前提から疑ってみるべき。この心先行説、心そのもの存在説を認めて、この心そのものは曖昧だからデータ化できず、コンピュータで処理できない、という回答には満点を与えなかった。 逆に、心はことばにならなくても、表情や行動に現れるから、現れたモノならデータ化できり、コンピュータで処理できる、から真という回答にも一理ありとみて加点した。 13-4 の回答を + 22/51 ...1点以上 43% 2 mini
問題 13-5 「ことば」にならない「心」がまずあって、その一部が「ことば」で表現されるだけ。「ことば」にならない「心」は表情や行動をみればわかる。だから、コンピュータはことばの世界を迂回しないで、「心」そのものをデータとして処理することができるようになるだろう。 この主張は適切だろうか、評価の理由を述べよ? 解答と解説 13-5
解答 偽:「ことば」に表せる「心(そのもの)」と、表情にでる「感情」は区別すべき。この主張は、両者の違いを見逃している。 after 不適切、偽だという回答が多かったのですが、人間には、複雑で自分にも、いわんや他人にはわからない、複雑でだいじな「心」があるのだ、というのは、端からみれば、一種の信仰のようにもとれる。客観的な学問の領域では、これを当然の前提として回答を組み立てない方がよい(説得力をもつ)。 こうした回答の「内容」ではなく、「しかた」「組み立て方」にいろいろ工夫をするにトレーニングしてきました。 「心はそもそもわからないものだ」という通念、常識を疑うところから回答を書くと、説得力がでる、という点、すこしは理解できるようになったでしょうか。 13-5 の回答を + 24/38 ...1点以上 63% コンピュータと労働:全体のまとめ † |