訪問者:氏名不詳 生産と労働(1) 生産
問題 2-21 生産と労働の関係を簡単に説明してください。 2-21 の回答を + 0/68 ...1点以上 0% 解答と解説 2-21この問題は準備体操のようなものです。20番以降の問題は採点しません。
▶活きたことばの世界に....
問題 2-1 「生」の反対は「死」、「死」の反対は「生」、生きているのかいないのか、「命」があるかどうかで分けられます。そして、死んだ者は生き返らない、永遠に.... では「生産」の反対はXである。Xの反対は「生産」である、というとき、X に当たる言葉は何か? 解答と解説 2-1
解答:消費 2-1 の回答を + 63/69 ...1点以上 91% 問題 2-2 Aの反対がB、Bの反対がAというように、元に戻るのはなぜか。 こうなるための条件を二つあげよ。 解答と解説 2-2
解答
解説 アタリマエのことなんですが、むずかしかったかも。 このように反対の反対で元に戻るセットを「対」とよびます。 生産は消費という対概念を持ちます。紛れのない定義を与えるとき、重なるところがなく、二つで全体をなす対概念は効果的です。 犯人か否か、白か黒か!でも、たいていは、間にグレーゾーンがあるもの。 だから、明確な定義を与えるために大事なのは、グレーゾーンを徹底的に狭めることです。 どうしたらよいか?...共通の物さし、判別の指標をハッキリさせることです。 2-2 の回答を + 8/64 ...1点以上 13% ▶ブレない概念の作り方
問題 2-3 生産と消費を分ける指標「共通の物さし」のことです。はなにか? 解答と解説 2-3
解答 量の増減 解説 モノの量が増えるとき「生産」とよび、減るとき「消費」とよぶ。減りもふえもしない、つまり「同じ」というグレーゾーンは限りなくゼロに近づけることができますつまり、境界線を長さだけあって幅のない幾何学上の「線」にするようなもの。もちろん、これは極端な話、そんな線は知覚できる世界には実在しないのですが。。 では「量」というのは?....とにかく「量る」ことできるもの夏学期にカタカナで「モノ」と呼んできたアレです。。 「生産」という言葉は、いろいろな広がりをもつのですが、この講義では「生産」対「消費」というときの「生産」をコア定義とします。 繰り返しいっておきます、これは、もっとも狭く定義した「生産」の定義です。次回に「労働」との結びつきで、広がってしまう話をやります。しかし、この講義では、この広がったものを、広義の世の中、「広義の....」を連発なさる大先生は多いもの。でも、すぐに「広義の...」と口走るようでは原論失格!厳密な話をした後で、それが現実に当てはならなくなると、「それは広義の...なんだよ」と逃げるわけです。一見深遠な理論にみえるけど、これでは厳密な推論はできなくなります。「広義の直線」とか「広義のゼロ」とか、もちだしたら数学だってメチャクチャになってしまうでしょう。生産などとアヤフヤにすることはしません。 2-3 の回答を + 23/66 ...1点以上 35% ▶生産の簡単な定義
▶枠組みを整えよう
問題 2-4 「ふえる」「減る」といえるのは、どういうタイプの比較か?
2-4 の回答を + 31/72 ...1点以上 43% 解答と解説 2-4
解答: アレがコレに なる という関係があること 解説: たとえば、小麦1kgと小麦2kgというように、同種のモノの比較でなければ、「ふえる」「減る」という言葉はつかえないか?というと、これはちょっと狭すぎます。 たしかに自分の体重の場合、先月に比べて「ふえる」「減る」といえるのは? もちろん、同じ自分の体重だから。 でもそれだけではありません。 先月の体重がもとになって、それがいまの体重になった 。...といえば、先月の体重が「原因」でいまの体重が「結果」だといえないくもない。でも太った「原因」は、やっぱり食べ過ぎでしょう。先月の体重が「原因」というのはやはりちょっとヘン...「〜のもと」くらいがよいかも... いずれにせよ「なる」というのでよいのなら、違うモノでも「ふえる」「減る」といえそうです。 つまり、原因と結果の関係があれば、同じなにかが、あるかたち目に見える姿かたち すなわち shape です。からた別のかたちに「なった」あるいは「変わった」と考えることができるわけです。 まったく同じモノでなくても、OK。必要なのは、あるモノが原因で、別のモノが結果として生じたという「関係」です。 つまり、$A \to B$ という関係で、この$\to$ のことを「過程」とよぶことにします。 $A \to B$ は偶然そうなったのではなく、原因結果の関係にあるわけで、そこにはそうなるべき自然法則がはたらいているはずです。なので、この過程を「自然過程」とよぶことにします。 問題 2-22 ここまでOKですか?説明がもっと必要なら、どこらあたりか、教えてください。
2-22 の回答を + 0/50 ...1点以上 0% 問題 2-23 「自然過程」というのは、AならBになる、という必然的な関係があることだすれば、それは自然過程には「技術」がある、というのとおなじことか。
2-23 の回答を + 0/46 ...1点以上 0% 解答と解説 2-23
OKです。必然性、再現性という基本的におなじことをみているわけです。 たとえば、こんな疑問をだしてみてください。 ▶違うモノを比べる
問題 2-5 「$小麦3kg,鉄1kg → 鉄4kg$」は「$小麦1kg → 鉄 x kg$」になる。 $x$は? 2-5 の回答を + 50/64 ...1点以上 78% 解答と解説 2-5
解答: $x=1$ 解説: 「$小麦3kg,鉄1kg → 鉄4kg$」において、生産物の$鉄4kg$から、原料の鉄$1kg$を引けば、 原料の小麦3kgが、$鉄4kg-鉄1kg=鉄3kg$ に「なった」ことがわかる。 つまり、「小麦1kg → 鉄 1kg」になる。 問題 2-6 「$小麦1kg \to 鉄 1 kg$」なら、「$小麦1kg,鉄2kg \to 小麦5kg$」は「$小麦 y kg \to 小麦5kg$」になる。 $y$ は? 2-6 の回答を + 40/67 ...1点以上 60% 解答と解説 2-6
解答: $y=3$ 解説: $小麦1kg \to 鉄 1 kg$なら $小麦1kg,鉄2kg( \leftarrow 小麦2kg ) → 小麦5kg$ 小麦3 kg → 小麦5k つまり、「$小麦1kg,鉄2kg → 小麦5k$」という過程を通じて、小麦は「ふえている」。つまり、これは小麦の「生産過程」。「消費過程」ではない。 同様にして、「$小麦1kg,鉄2kg → 鉄4kg$」が鉄の「生産過程」であることもわかる。 問題 2-24 ここまでOKですか?説明がもっと必要なら、どこらあたりか、教えてください。
2-24 の回答を + 0/46 ...1点以上 0% 問題 2-7 「$小麦1kg,鉄2kg → 小麦5kg$」のような、違うモノを含む物量の比較は、価格を通じて金額に集計する必要がある。 ふえたか、減ったかは、けっきょく価格が決まらないとわからないのだ。 真か偽か。理由ものべよ。 2-7 の回答を + 19/66 ...1点以上 29% 解答と解説 2-7
解答: 偽。 「自然過程」を組み合わせることで、その生産に必要な生産手段の量を、生産物と同じ種類の物量に置き換えることができるから。 解説: これが偽であることを、これまで説明してきたわけです。 ムズかしかったかもしれません。 でも、ふえたかどうか、は、生産技術できまること、価格の決定にさきだってきまることです。 これから「生産技術」→「価格」のシステムを考えます。物量レベルで「生産」概念が定義できること、これがすべての基礎です。 ▶生産の一般的定義
問題 2-25 未公開
2-25 の回答を + ▶今日のまとめ
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