『資本論』第1巻を読む III 第2回
第11章 協業 短い章で、内容も比較的まとまっていて読みやすいので軽く読みなしてしまいそうですが、資本主義の本質を考えるうえで無視できないところがあります。たしかに、資本主義的生産の基本が、独立の小生産者には手が届かない...
第11章 協業 短い章で、内容も比較的まとまっていて読みやすいので軽く読みなしてしまいそうですが、資本主義の本質を考えるうえで無視できないところがあります。たしかに、資本主義的生産の基本が、独立の小生産者には手が届かない...
第10章 相対的剰余価値の概念 「『資本論』を第1巻を読む」という読書会ですが、3年目に入りました。今回は第4篇「相対的剰余価値の生産」に進み、第10章「相対的剰余価値の概念」を読んでみます。短い章で、相対的剰余価値の概...
「自著を語る」というタイトルで原稿を依頼され、恥ずかしながら恥ずかしげもなく、『労働市場と景気循環 — 恐慌論批判』についてこんなこと(『変革のアソシエ』No.24,2016.4.)を書いてみました。なんで恥...
第8章 労働日 –その2 今回は「労働日」の後半、第5節から第7節までを読んでみます。今回も細部には踏みこめませんが、この章のもつ意義、『資本論』という書物の性格について考えてみたいと思います。