訪問者:氏名不詳


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問題 3-20

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 通信としてのインターネット 

はじめに

  • 今回から、インターネットについて考えてゆきます。
  • インターネットには、通信技術という側面と、情報処理という側面があります。
  • 両面は密接に結びついていますが、まずはじめに、通信技術という側面からみてゆきます。
  • 情報処理技術という側面は、コンピュータの発達に関わるものです。
  • この側面は、量をはかり計算するとはどういうことか、という問題が基礎になります。
  • 前回は、通信技術の歴史を振りかえってみたのです、同じように計算の歴史を振りかえるから、情報処理技術としてのインターネットの役割を考えてみることにします。
  • ...ということで、まずは通信技術としてのインターネットについて考えてみます。
  • そのまえに、前回のはなしを確認しておきます。
問題 3-1

対面の対話と文通ではメリット・デメリットが逆になる。

どのような面でメリット・デメリットが生じるのか?

たとえば 同時通信,+,- のようなかたちで、列記してみてください。

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解答と解説 3-1
特性対話文通
同時性+-
遠隔通信-+
記録保持-+
メッセージ量+-
...+-+-
問題 3-2

印刷技術の発展は通信の世界に(X)という新しい受信者を生みだした。

(X)とは?(X)の登場が社会に及ぼした最大の影響は?

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解答と解説 3-2

解答:

不特定多数の読者。

世論なるものの形成

問題 3-3

電気通信は(X)データを扱う電信 telegraph からはじまったが、やがて電話 telephone が登場し(Y)データが扱えるようになった。

(Y)から(X)へ発展した通信が、ふたたび(X)から(Y)に戻った観があるが、もちろんここには(Z)という決定的な進歩がある。

(X)(Y)(Z)は?

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解答と解説 3-3文字、音声、遠距離通信
▶メディアとコンテンツ・データとメッセージ
問題 3-21

ここまでの説明、OKですか?

メディアとコンテンツ・データとメッセージの関係、わかりましたか。

もう少しききたいことがあれば、どぞう。

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問題 3-4

20世紀半ばになると、ラジオそしてテレビが急速に発達普及してくる。

メディアとしてみると、電気通信技術の発達が生みだしたラジオ・テレビは、19世紀の印刷技術の発達が生みだした雑誌・新聞と大きく違っている。文字に対する、音声画像というかたちで、両者は異質のデータを扱うものとして併存し棲み分けてきた。

しかし併存棲み分けを可能にした基礎には、両者が基本的に同じ性質をもっていたことにもよる。

考えられる共通性、同じ特徴とはなにか。

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解答と解説 3-4

解答:

不特定多数の大衆(マス)を対象とした通信(マスコミュニケーション)である点で、前世紀にすでに発達し確立された印刷技術による通信と変わりはない。つまり、マスコミュニケーションとしては連続している。

問題 3-5

電話は、同じく電気通信技術の発達によるメディアであるが、ラジオやテレビと決定的に異なる性格をもつ。それはなにか?

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解答と解説 3-5

同時にデータを送り合えるという性質。双方向性。

問題 3-6

メディアとしてみたとき、ラジオとテレビの間の違いはなにか?

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解答と解説 3-6

解答:

データのタイプが単一か複数か。

解説:

音声のみのラジオと、音声と画像をまとめて送れるテレビ。複数のデータを同時に送れるメディアをマルチメディアという。その意味では、「音声+画像」のテレビはいちおうマルチメディアである。なぜ「いちおう」なの?&br;受け手の側で音声と画像を分離して処理できないという点で、ほんとはマルチメディアじゃない。ここまで突っ込んで考えられたらいいですね。

問題 3-7 未公開
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問題 3-22 未公開
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インターネットへ

  • コンピュータネットワークとしてのインターネットについては、情報処理技術の歴史を見たうえで、次々回あたりで話します。
  • ここでは、通信技術の発達史のなかで、メディアとしてのインターネットについて考えてみます。
  • これまでみてきた郵便、雑誌新聞、電話、ラジオ、テレビなどと比較してみよう。
問題 3-8

「インターネットはマルチメディアだ」といわれる。

どのようなデータが送られているのか。他の通信技術に比べて、その特徴を述べよ。

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解答と解説 3-8

解答:

「どこが」というのはデータのタイプ。「どう」というのは送受信のしかた。例示でもよいとする。

  1. 文字データ:郵便に対する電子メール。新聞に対するブラウザー。
  2. 音声データ:音楽配信。電話は画像と一体となってテレビ電話化。
  3. 画像データ:写真のような静止画像からテレビに匹敵する動画への拡大。

解説:

とはいえ従来のデータがただ同時に送信されている点が、マルチなのではない。

テレビ番組をインターネットで配信してもマルチメディアにはならない。

受け手側が自由にデータを分離し加工できではじめて、真にマルチメディアといえる。

たとえば、この文字データを音声データに変えるなんて。

問題 3-9

インターネットは、双方向か、単方向か、といえば双方向です。

しかし、双方向といっても、手紙や電話と決定的に違うところがあります。どこがどう違うのでしょうか。

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解答と解説 3-9

解答:

一対一の双方向ではない点。

解説:

  • だれでも不特定多数の受信者に対して発信できます。
  • 新聞でも、ラジオでも、テレビでも、大規模な設備ながないとできなかったこと。
  • 少数の発信者が、不特定多数に向かってメッセージを送る力をもつことになる。
  • 20世紀の古くさいマスコミュニケーションと決定的に異なる。
  • 原理的には、だれもが双方向で不特定多数と通信できる可能性が生まれた。
問題 3-10

情報は商品になるか。「情報=メディア+コンテンツ」という定義を前提に答えてみよう。

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解答と解説 3-10

解答:

メディアは商品として売買できるが、コンテンツは商品化しにくい。

解説:

  • 情報はコピーすれば情報はただいくらでも生産できるなどと、トンチンカンもいいところ。
  • いくらコピーしても、コンテンツはふえない。
  • いくら本を刷っても、内容が新しくなるわけではない。
  • 生産できるのは、メディアとしての本。本のコンテンツは「生産」するものではなく、一度かぎり「発見」するものです。
  • 情報が商品になるのは、メディアに一定のコストがかかるため。
  • 「知的財産」著作権などのかたちで、コンテンツがいままでメディアとコンテンツの分離が容易でなかったため。
問題 3-11

インターネットは、だれもが双方向で不特定多数と通信できる可能性をもつ。

にも関わらず、インターネットの拡大とともに、新しいタイプの少数の巨大営利企業が誕生したのはなぜか?

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解答と解説 3-11

解答:

メッセーは分散多方向化しても、メディアの開発において巨大なコストがかかるため。

解説:

  • インターネット上で誕生した巨大企業は、コンテンツから利益を得ているのではない。
  • 巨大なコストをかけて開発したメディアを、多数の利用者に普及させることで利益をあげている。
  • 多数に利用させるため、利用料は基本的にフリー。収益は広告収入など。
  • 同じプラットフォームのなかで、人々の注目を引きたいといった、20世紀型のマスメディア文化から未だに手を切ることのできない利用者が大多数であることが基盤といえば基盤、かなり強固な基盤で、インターネットの潜在力を活かした新しい文化に変容するには、あと100年、200年はかかるでしょう。これは講師の価値観による判断です。この問題の回答のポイントは、中味コンテンツではありません。内容が一致しているかではなく、どこまで、論理的に筋が通った説明ができるか、です。その意味ではメディア的な側面で評価します。違う結論になっていても、チャンとした説明ができていればOKです。
問題 3-23

インターネットの話はむずかしかったと思います。

もう少しききたいことがあれば、次回、補足します。

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▶今回のまとめ

Last-modified: 2021-02-20 (土) 19:13:40