ガイダンス
はじめに、この講義のガイダンスです。
- 成績の評価
- 教科書/参考書:小幡道昭『経済原論』東京大学出版会、2009年11月
- シラバスから、トップページの日程表のように少し変更
- 講義の進め方
- この講義の課題・目的
概要
- 私たちの生きている、この経済社会の基本的な仕組みと運動を理論的に理解する。
- 先入観をもたないのなら「この経済社会」などといわずに、「資本主義」といってよい。
- <全体像>でとらえないと資本主義はわからない。パーツの寄せ集めじゃ、全体はつくれない!
- 二つの要素の結合:市場+生産
... ということで、いきなりですが、第1回目では、「貨幣と労働の不思議な結びつき」について話します。夏学期を通じて説明してゆく全体のテーマですので、いまは、なんとなくこんな話になるのかな、ミクロ経済学やマクロ経済学とどうも違う経済理論になりそうだな、といったイメージをもてればOKです。
前半は、「貨幣」を中心に、「市場のしくみ」について考えてゆきます。だんだん、抽象的に考えてゆく力も身につけてゆきます。経済原論らしい思考方法に馴れてゆきましょう。
シラバスに書いてある「この社会はどのようにして生まれたのか?」という話は、第2回にします。「この社会はどこにゆくのか?」という話は、この講義の最終回、来年になりますが、そのとき話します。
リンク
配布物
次回予告
今回は、現代の貨幣について話して終わりになりました。次回、続きを話します。