2018年度/冬学期第10講

  • 1000円の綿糸 ( すべて付加価値と仮定)
  • 1500円の綿布
  • 3000円のシャツ
  • 税率10パーセントとすると
  • 消費税 1000 x 0.1 + 1500 x 0.1 + 3000 x 0.1 = 5500 x 0.1 = 550
  • 付加価値税 1000 x 0.1 +(1500 -1000) x 0.1 + (3000-1500) x 0.1 = 3000 x 0.1 = 300
  • 1000円の綿糸 ( すべて付加価値と仮定)
  • 1500円の綿布
  • 2000円の染色した綿布(シャツ業者が染色を外部に委託したとすると... )
  • 3000円のシャツ
  • 消費税 1000 x 0.1 + 1500 x 0.1 + 2000 x 0.1 + 3000 x 0.1 = 7500 x 0.1 = 750
  • 付加価値税 1000 x 0.1 +(1500 -1000) x 0.1 +(2000-1500) x 0.1 + (3000-1500) x 0.1 = 3000 x 0.1 = 300
  • 取引が増えても、付加価値税は変わらない。付加価値は3000円のままだから。一方、消費税のほうは、取引段階が増減すると変化してしまう。取引総額が変化するためである。

Last-modified: 2021-02-09 (火) 09:52:26