AがBに「変わる」 AはBと「違う」
さて、「変わる」と「違う」はどう違うのでしょうか? という、変な問題を出したところで時間になりました。ゆっくり考えてみてください。
この「変」の理解が、資本という概念を理解するカギになります。
今回は、資本とは、
価値が、その量をふやすことを目的に、その姿を変える運動体
である、という定義を、わかるように解説します。
次に、この抽象的な定義が、実際の営利企業の計算システムの本質の理解に、いかに役に立つのか、 貸借対照表や損益計算書との関係について説明します。
前半は、ちょっと難しいかもしれませんが、後半を楽しみに、 ちょっと我慢してついてきてください。