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 資本について(3)


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講義の概要

  • 前回、「資本とは...」まではなしたので、その続きで、資本の基本概念の拡充をしてゆきます。
  • 到達目標は産業資本、そして資本主義です。
  • ...ということで、前回に戻ります。

「資本の多態化」

  • 教科書の86頁から
  • 多態化 ポリモーフィズムという用語はちょっとむずかしいけれど、考え方はそれほどのことはありません。
    ▶たとえば
  • 資本の場合、基本的な枠組み、満たすべき要件(親クラス super class)は共通でも、実際のもうけ方(子クラス sub class)にはいくつかのやり方があります。
  • 基本的な枠組みのほうは、いま前回のところでみてきたとおりです。もう一回おさらいしておくと...
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    ▶ヒント
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    ▶ヒント
  • 資本とは計算システム

    ▶極限まで絞り込んでしまえば...
  • 基本的な考え方は
    1. 資本投下によるストックの表
    2. 貨幣の支出、収入によるフローの表
    をきちんと分けて、ストックの増加をフローの利益と関係づけるものです。
  • G--W--G' という個別のマージンをすぐに資本が増えたと考えてしまうのは愚です。
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  • もうけ方 三態

    1. 安く買ってもうける法

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  • 売買にかかる費用を流通費用という。 Error in #qanda_set_qst: The pages title is not like 2020年度/夏学期/第1講 Error: qand.inc.php 30
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  • 流通費用をかけたからといって、その分、人より高く売れるわけではない。
  • 売買差額、マージンの総額である粗利益(教科書では粗利潤となっていますが)から、かかった流通費用はキチンとまとめて引いておこう。
  • この最後の差額が純利潤である。
  • 同じ商品の価格差を利用して増殖する資本を資本を商人資本という。
  • 古い時代からずっとあった資本です。
  • 2. 売買の費用を節約してもうける法

    • 結果的には1.の安く買う法と同じだが、
    • 販売にかかる経費ほうほうを節減する方法がある。
    • 多数の売り手から販売を集中的に引き受ければ、効率化して経費が節減できそうだ。
    • 「いつでもすぐに買い取るよ」と広報すれば、
      • 売り手は販売のための資材や労力を負担しないですむから、
      • その分、相場よりも多少低い価格で売ってもよい
    • と考えるので、安く買える可能性がある。
    • 資本は、この資材や労力を、利潤の計算システムのなかで、流通費用として合理的に管理することができる。
    • 単純な商品売買をおこなうものは、流通費用に該当する支出をしているが、この計算システムをもたない。見えるのはマージンだけ。
    • この資本も、安く買って相場でることで増殖する商人資本である。

    3. 安くつくってもうける法

    • 費用をかけて調べれば、できあがった商品Wを買うチャンスはあるが、
    • 商品Wがつくられる過程にチャンスを求める手もある。
    • Wの原材料を安く仕入れることができれば、それを組み立て安く完成品Wを手に入れることができる。
    • 完成品をただ安く買うのではなく、安くつくるかたちで安く買う法である。
    • これは費用と収入の枠組みのなかに、原料を買って完成品を売るというかたちで、生産を取りこめることを意味する。
    • この資本を商人資本と区別して産業資本とよぶ。
    • 産業 industrial という言葉は、異なる意味をもち複雑である。ここでは、生産で増殖するという意味で「産業資本」というこの言葉を用いる。

    Last-modified: 2021-02-09 (火) 09:52:26