『資本論』第一巻を読む 第7回

第2章「交換過程」

今回は、第2章に進みます。当然、第1章「商品」との関係はどうなっているのか、問題になりますが、それは後で考えることにして、掻い摘まんで内容をみてゆきます。が、そのまえにひとこと、この章は錯綜していて、マルクスも何がこの章の課題か、はっきり書いているわけではないので、あちこち引き回される感じがするのですが、要するになにを主張しているのでしょうか、一言でいえば….?

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『資本論』第一巻を読む 第6回

第4節「商品の物神的性格とその秘密」

今回は、むずかしいと言われている物神性論のところを読んでみます。日本では、1960年代後半から、経済学の枠を離れて、いろんな議論がなされてきたところで、おそらく参加者の方々、一家言あろうかと思います。2時間ほどですむはなしではない、ということになりそうですが、今回は実際に何が書かれているのか、テキストを読む、ことに集中します。

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『資本論』第一巻を読む 第5回

第3節「価値形態または交換価値」(つづき)

今回は、前回の「A 簡単な価値形態」に続いて、「B 拡大された価値形態」から「C 一般的価値形態」、そして「D 貨幣形態」まで読んでみます。ただ、価値形態論のポイントは、「A 簡単な価値形態」で、ある意味ではすでに尽くされています。そのポイントとは?もういちど、議論してみます。

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