第2章「交換過程」
今回は、第2章に進みます。当然、第1章「商品」との関係はどうなっているのか、問題になりますが、それは後で考えることにして、掻い摘まんで内容をみてゆきます。が、そのまえにひとこと、この章は錯綜していて、マルクスも何がこの章の課題か、はっきり書いているわけではないので、あちこち引き回される感じがするのですが、要するになにを主張しているのでしょうか、一言でいえば….?
今回は、第2章に進みます。当然、第1章「商品」との関係はどうなっているのか、問題になりますが、それは後で考えることにして、掻い摘まんで内容をみてゆきます。が、そのまえにひとこと、この章は錯綜していて、マルクスも何がこの章の課題か、はっきり書いているわけではないので、あちこち引き回される感じがするのですが、要するになにを主張しているのでしょうか、一言でいえば….?
今回は、むずかしいと言われている物神性論のところを読んでみます。日本では、1960年代後半から、経済学の枠を離れて、いろんな議論がなされてきたところで、おそらく参加者の方々、一家言あろうかと思います。2時間ほどですむはなしではない、ということになりそうですが、今回は実際に何が書かれているのか、テキストを読む、ことに集中します。
今回は、前回の「A 簡単な価値形態」に続いて、「B 拡大された価値形態」から「C 一般的価値形態」、そして「D 貨幣形態」まで読んでみます。ただ、価値形態論のポイントは、「A 簡単な価値形態」で、ある意味ではすでに尽くされています。そのポイントとは?もういちど、議論してみます。
矢沢国光「私のマルクス経済学改造論」(『情況』2014年7−8月号)をいただいたので、即興でコメントさせていただきます。
この節全体を2時間で済ますのは無理ですが、私が長年慣れ親しんできたなかで ここがポイント!! と感じた点を、テキストに即して説明してみます。まず冒頭の3パラグラフをちゃんと読んでみます。