訪問者:氏名不詳 ✔RECONチェック 問題 8-20 ✔接続状態をおしえてください。 ✔プログラミングをしたことがありますか。多少とも知っているコンピュータ言語があれば教えてください。 8-20 の回答を + 0/77 ...1点以上 0% 問題 8-21 どんな仕掛けで回答できる人を識別しているのか、推測してみてください。 8-21 の回答を + 0/35 ...1点以上 0% 問題 8-22 前回 11月18日の講義の回答数、正答するが予想したより少なかったのですが、みなさんの側からみて、原因は何でしょうか? 計算に時間がかかった、とか、そもそも「生産に必要な労働時間」というのがないか、概念がわからなかったとか..... 8-22 の回答を + 0/64 ...1点以上 0%
問題 8-10 前回 11月25日のまとめの復習問題です。 次の文のA,B,Cにはいる適当な用語を、次の用語群のなかから選べ。 用語:画像 表現 実現 判断 検索 データ 情報 シンボル 原因 手段 目的 結果
8-10 の回答を + 69/77 ...1点以上 90% 解答と解説 8-10
解答(A)シンボル (B)目的 (C)判断 純生産物の分配
労働力の維持今回のネライ
生活物資
生活過程
分配純生産物の分割
分配の率をはかる
補填と取得▶補填と取得の図解
生活物資の生産に必要な労働時間 問題 8-1 \begin{equation}\begin{cases} (8,12) + 6 &\to& 36\\ (16,4) +12 &\to& 24 \end{cases}\end{equation}
小麦1kgを生産するのに、直接・間接に必要な労働時間を$ t_1 $、鉄1kgのそれを$ t_2 $とする。ベクトル$ (t_1,t_2) $を用いて、この社会的再生産における純生産物全体を生産するのに直接間接に必要な労働時間を表し、何時間になるか、値も求めよ。 8-1 の回答を + 7/63 ...1点以上 11% 解答と解説 8-1
解答\begin{equation} ( t_1,t_2 )(12,8) = (33/46,27/23)(12,8) = 18 \end{equation}解説「純生産物=粗生産物 - 生産手段」だから \begin{equation} (36,24) - (8,12) - (16,4) = (12,8) \end{equation}このように計算してもよいが.... \begin{equation}\begin{cases} 8t_1 + 12t_2 + 6 &=& 36t_1\\ 16t_1 + 4t_2 + 12 &=& 24t_2 \end{cases}\end{equation}二つの方程式を足して整理すると \begin{equation} 6 + 12 = (36-8-12)t_1 + (24-12-4)t_2 \end{equation}この問題に答えるには、実はわざわざ$( t_1,t_2 )$を求める必要はなかったのだ。 問題 8-2 ベクトル$( t_1,t_2 )$を用いて、労働者の生活物資を生産するのに必要な労働時間を表せ。値は計算しなくてよい。 8-2 の回答を + 28/64 ...1点以上 44% 解答と解説 8-2
解答\begin{equation} ( t_1,t_2 )(3,6) \end{equation}解説値を計算すると \begin{equation} ( t_1,t_2 )(3,6) = (33/46,27/23)(3,6) = 423/46 \fallingdotseq 9.20 \end{equation}二重のあまり:純生産物と剰余生産物 問題 8-3 問題 8-3,8-4で計算した二つの値(18時間と9.2時間)の差は何を意味しているか。次の式を文章で表記してみよ。 \begin{equation} ( t_1,t_2 )(12,8) - ( t_1,t_2 )(3,6) \fallingdotseq 18 - 9.2 = 8.8 時間\end{equation}8-3 の回答を + 51/77 ...1点以上 66% 解答と解説 8-3
解答はたらく人々は、全体として、18時間労働し、生産物のかたちで9.2時間、取り戻した。 はたらく人々は、全体として、9.2で生産できる生活物資を手に入れるために、18時間、労働した。 はたらく人々は、8.8 時間だけ、はたらかない誰かのために、労働している(搾取された)。 解説生活物資の生産のために必要な労働時間を「必要労働時間」とよび、これをこえる労働時間を「剰余労働時間」とよぶ。 剰余労働時間÷必要労働時間を「剰余価値率」とよぶ。この比率の上昇は、労働時間で計った場合の分配の程度が、労働者側に不利になったことを意味する。 After問題文が不適切だったようで、残念ながら、期待した解答はなかった。 「剰余生産物を生産するに必要な労働時間」とは何か、その意味をききたかったのですが... 問題 8-4 労働者全体の生活物資のベクトルが(3,6)から(6,3)に変わった。 このとき剰余価値率は上がったか、さがったか? どのように考えて、結論に達したか、簡単に述べよ。 8-4 の回答を + 29/66 ...1点以上 44% 解答と解説 8-4
解答上がる。 理由:
解説$(3,6)( t_1,t_2 )$と$(6,3)( t_1,t_2 )$の大小関係を考えればよい。 $( t_1,t_2 ) = (1,1)$だったら、両者は同じ。 \begin{equation} (t_1,t_2) = (33/46,27/23) \end{equation}$t_1 < t_2 $だから、$(3,6) \to (6,3)$のとき、生活物資の生産に必要な労働時間は減少し、剰余価値率は上がる。 分配をはかるには、複数の生産物で構成されるセットを比較しなくてはならない。 ところが、ベクトルの比較は共通のなにかで標準化しなくてはできない。 これは、共通のベクトルの内積をとりスカラー化することで可能となる。 これが「集計問題」である。
問題 8-5 $t_1 , t_2 $は、分配関係をはかる共通のベクトルとして優れた点がある。それは何か? 8-5 の回答を + 26/73 ...1点以上 36% 解答と解説 8-5
解答労働者の生活物資が変化しても、その影響をうけない点。 $t_1, t_2 $は生産技術だけできまり、分配関係から独立している点。 解説もし$(3,6) \to (6,3)$のとき、$(t_1,t_2) \to (t_1',t_2')$のように変わるとしたら? $(t_1,t_2)$と$(t_1',t_2')$のどちらではかるかで、分配関係が有利になったように見えたり不利になったように見えたりする可能性がある。つまり
ところが、$(t_1,t_2)$は分配関係に左右されないから、それで集計して一義的に有利か不利かが判定できるのだ。 今回のまとめ
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