訪問者:氏名不詳
商品売買の変形1:信用売買
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問題 11-20
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氏名不詳になってしまった人がいれば教えてください。
6/30の講義はここ↖から
値引き
- 市場では、同種の商品が多数の売り手によって売られている。まわりより高い値段をつけても売れるはずはない。横並びの価格がつくのが普通。この価格を相場という。
- 相場で売るのには、ランダムな期間がかかる。同じ品を売っているのに、隣は売れたのに、自分はいつまでも売れない、ということもある。
- なかなか売れないが、いまどうしても買わなければならないものがでてきた。
- どうするか?
問題 11-1
11-1 の回答を +
30/51 ...1点以上 59%
解答と解説 11-1 解答
相場より低い価格をつける。
解説
ここは単純に「値引き販売」だけ答えればよし、とします。
別の対処法を答えてくれてもOKですが、それはこの後話します。
信用売買
問題 11-2
- A: 相場が100円の商品 W を90円に値引きして売り、この90円で、いまずぐ必要な商品 W' を買う。
- B: 相場が90円の商品 W' を1週間後に支払う条件で100円で先に買い、1週間の間に商品Wを相場の100円で売って支払う。
AとBの違いを述べよ。
11-2 の回答を +
33/72 ...1点以上 46%
解答と解説 11-2 解答
- Aは売り手一人で実行できる。Bは後払いに応じる売り手がみつからなければ成りたたない。
- Aは現在の売りと買いであるが、Bは現在の買いと、将来の売りからなる。
- Wの売り手が10円の損をするのは、AもBも同じだが、10円得をするのが、運のよいWの買い手になるか、あるいは後払価格(信用価格)で高く売ったW'の売り手になるかが違う。
解説
- 売って買う W - G - W'という通常の商品売買では、なかなか買えないケースが生じる。
- 値引きで早く売るのが、いちばん簡単な対象法だが、別のやり方もある。
- 後払いは、先に買って、あとで売れる、という手もある。このとき、売りと買いの順序が逆になる。
問題 11-3
後払価格は信用価格ともいう。
この「信用」は、なにを信用しているのか?
11-3 の回答を +
16/80 ...1点以上 20%
解答と解説 11-3 解答
1週間以内に、相手の商品 W が相場で売れること
解説
短期の取引では、相手の人柄など関係ない。
いちばん大事なのは、価値をもっている商品。しかも、相手が所有している商品。
自分に1週間、①貨幣の受け取りを待つ余裕があり、かつ、②相手の販売が信用できれば、信用価格で高く売るのがトクなのだ。
After
- ただ「買い手が後で必ず支払うこと」を信用するのではなく、払える根拠を信用している。
- 後払いで買った人の「商品が売れること」が根拠。これで3点。
- これにより「将来の時点で貨幣が入手できる」とみなして、これも2点。やや甘いが。
賃貸借
▶モノを借りる
▼モノを借りる
- いますぐW'が必要なら、相場が90円の商品を、信用価格 100 円で買う代わりに、1週間の賃料(レンタル料金)10円を払って、W'を借りるという手もある。
- 借りたW’は、消費してなくなるモノ(たとえば小麦粉とかミルクとか)でもよい。「消費貸借」になる。
- 自分の商品Wが一週間以内に、相場の100円で売れれば、このうちの90円で商品W'を買って返し、残りの10円で賃料を支払えば、信用価格100円の後払いでW'を先に買ったのと同じことになる。
問題 11-4 未公開